日々、修繕と改修

DIYと修繕の記録

MacBook Pro (13-inch, Late 2011) トラックパッドが傾斜したのとバッテリー劣化の因果関係

macの症状

トラックパッドが浮き上がってしまった。左の方が高くなっていて、左から右に傾斜がついている。その結果、トラックパッドを使っての操作が反応せず、マウスをさしてmacを操作する状況に。

 

もちろん、トラックパッドを強く押し込んでみたりしたが、元には戻らない。おまけに、動作も緩慢に。さらに、2011年製品なので、新しいOSもインストールできないらしい。そして、バッテリーの充電ができなくなってしまった。

 

トラックパッドが斜めになった原因

まぁ、あきらめるか、とは思ったが、せめてトラックパットぐらいは直して、記念として、「生まれた時の姿で」しまっておこうと思い、背面のネジを外して筐体の中身を見てみることにする。バッテリーの上には「素人が交換してもappleは保証しない」といった趣旨のシールが貼ってある。その通り。躊躇なくそのシールを剥がす。 

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 パッテリーは普通のドライバーではなく、星型のドライバーでないと合わない。平べったいコードの先が電源にささっているので、それとパッテリーを浮き上がらせると、ほぼ同時に電源も外れてくる。

 

そこで発見したのは、膨張してゆがんだバッテリー。こいつがトラックパッドトラックパッドを押し上げていたようだ。原因判明。もしかしたら、全ての不具合の原因はこいつか。

 

本来、垂直、水平であるはずのものが、こんなふうになっている。パンパンの財布のようでもある。

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 バッテリーの交換

バッテリーを交換するかしないか。10年も使ってきたものを見捨てることはできない。多少の値段なら、投資が無駄になってもいいかと思い、検索。調べてみると、アマゾンで、「竹令」という会社のバッテリー。google翻訳したような変な日本語だが、評価もわるくないようなので購入。5,499円。

 Macbook Pro 13インチ 交換 バッテリー A1322 A1278 (2009 2010 2011 2012) に適用 アップル ノートパソコン バッテリパック 一年保証 6300mAh【竹令製品】

 下は袋から出したところの写真。さきぼどの外すのと逆の要領ではめていく。

 

 

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ネジを占めて完了。

パッテリー交換の結果は

トラックパッドは問題なくつかえるようになった。動作も機敏になった。何の問題もない。素晴らしい。サクサク動くじゃないか Wao!(新しいOSがインストールできない以外は)

 

macbook pro不具合の原因はこんな感じかと、勝手に推論してる。

パッテリー破裂-->トラックパッド浮き上がり--->mac「おい、何とかしろよ」-->動作が緩慢

使えるものはいつまでも使おう。新しいmacbookも気になるが...

 

 

 



 

 

 

 

 

リモコンのボリュームがなぜかゼロになってしまう現象

 

ある朝、テレビをつけたら、画面は写っているのにボリュームが自動的に0になる現象が起きた。  なんどやっても10,9,8,7,6,5,4,3,2,1とテレビ画面のボリューム表示がカウントダウンをはじめ、0になる。

 

ある朝、目覚めるとボリュームがゼロになっていた。カフカの「変身」のようだ。

 

何度やってもだめだ。理不尽だ。不条理だ。テレビが壊れたのだろうか。家電エコポイントで購入してからちょうど10年がたつ。

 

可能性1

コンセントを抜き、再びさす。つまり再起動。症状は治らない。

可能性2

それでは、とリモコンの乾電池を入れ替えてみたが、10,9,8,7,6,5,4,3,2,1とカウントダウンをはじめ、0になる。

 

音が出ないテレビ。

 

可能性3

別のリモコンで試してみる。やはり、10,9,8,7,6,5,4,3,2,1、0になる。

 

音が出ないテレビ。外付けのスピーカーでもダメだろう。本体のボリュームが0なのだから。テレビは買い替えたくない。金がかかる。画像は写っている。何の問題もない。なのにテレビを買い替えなければならないのは理不尽だ。

 

音が出ないテレビ。

 

可能性4

試しに、もとのリモコンを別な場所に移し、別なリモコンで操作してみる。

 

ボリュームはカウントダウンしない。ブラポー!!

大丈夫だ。素晴らしい。

 

もとのリモコンが原因だったのだ!!

こいつがいけないのだ。でもなぜ?

 

よく見ると、ボタンのところが汚れている。ためしに、ボタンのスキマに楊枝をさしてみると、粘着力のあるカスが出てきた。汚ない。他人には見せられない。

 

「音量」と書かれたボタンの周りを一周すると、さらに沢山出てきた。お菓子の食べかすとか、何か飲み物をこぼした影響だろうか?

 

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何周か掃除すると、カスは出てこなくなった。

リュウムを挙げてみると、例のカウントダウンはされなくなった。

治った!!

粘着力のあるカスがボリュームを勝手に下げていたのだ。

 

テレビを買い換えなくてもすむ。お金もかからない。幸せだ。ありがとう、つま楊枝。

家族全員に、飲み物をこぼしてないか、と聞いたが、強烈に否定された。

 

次は勝手にチャンネルが変わらないように、「選局」ボタンもきれいに掃除することにした。自動的にチャンネルが変わるというポロターガイスト現象。考えただけでも恐ろしい。

 

時間をかけて全てのボタンの隙間を掃除した。

これで安心だ。

 

 

 

古い土塀に漆喰を塗ってリノベーション 漆喰うま〜くヌレール

 築60年の納屋の壁を塗る

 古い納屋の土塀がボロボロになってきたので、どうにかせねば、という感じになってきた。今まで、見て見ぬふりをしてきたのだが、気になり出したら一刻も早くなんとかせねば、という気持ちが高まってきた。普段から車庫、自転車置き場、農機具収納、米収納にマルチに活躍している納屋。推定築60年の土塀は右の写真のようになっている。さすがに、土塀で塗り直すのは難しそうだ。漆喰で塗り直すことにした。

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 もう一つ、その下のブロックも半世紀の歳月に耐え、農機具をぶつけられ、ちいさな欠損などもあちこちにある。長年のホコリや泥で暗い感じにもなっている。このさい一緒に塗り直すことにした。

 

土塀に塗る

土塀は「漆喰うま〜くヌレール」という製品で塗ることにした。一年前に築60年の母屋の玄関をこれで改修したのだが、素人でも簡単に塗れることは経験済み。(この会社のまわし者のように聞こえるかも知れないが)この製品は素晴らしい。下の写真はその時の写真だが、素人でも見栄えの良い壁塗りができる。

 

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 経験値があるので、マスキングテープは貼らずに「ヌレール専用のコテ」で塗り始める。塗り始める。柱にはみ出てしまった部分は、濡れ雑巾でていねいに拭いていく。乾燥すると、表面にひび割れなどが出てくるので、薄く塗り、翌日に二度目の塗りを行い、きれいに仕上げる。

日本プラスター うま~くヌレール こて UK220

 

 

 

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 おおむね、3時間程度で、塗り終えることができた。1日目の作業はこれで完了。翌日に、見栄えを気にしながらきれいに塗っていく。18kgの製品2つを使って、少し残るぐらいだった。

 

 

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 ブロックに塗る

 ブロックは下地材を塗り、モルタルを塗る、という方法もあるかも知れない、とも思ったが、ここまで「うまーく塗れた」ので、ブロックの部分については同製品シリーズのヘイ!ヌレールで仕上げることにした。塀を塗るのに適した漆喰だ。骨材なども入っているので、エンボス調の仕上がりになる。今回は16kgを2つ使用した。

 

日本プラスター 漆喰ヘイ!ヌレール ライトグレイ 16Kg 12HN03

ブロックにホースで水をかけて、半乾きになったら、ブロックの目地を丁寧に埋めていく。目地が乾いたら翌日にやはり同様に水をかけて、半乾きになってから一気塗りする。

 

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 完成

というわけで、ビフォーとアフターはこんな感じです。強度も高まり、さらに長持ちできればと思います。見た目も明るい感じになりました。

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今度は、トタン屋根が気になってきた。うーん、引き続き、深みにハマってしまうかも知れない。まだまだ道のりは長い。